日本の伝統 麹文化・酒文化が紡ぎ出す
新しいカクテルベーススピリッツ
日本伝統の発酵食品のルーツは麹にあります。
味噌・醤油・酢・みりん、清酒そして本格焼酎の製造に共通して使われるものが「麹」です。
古くから日本の食文化に根ざし、国の菌「国菌」にも指定されるほど身近な存在である麹。
そして、和食や旨みという言葉が世界中に浸透している今、麹が世界の人々のパートナーになる日もそう遠くはないかもしれません。



日本伝統の発酵食品のルーツは麹にあります。
味噌・醤油・酢・みりん、清酒そして本格焼酎の製造に共通して使われるものが「麹」です。
古くから日本の食文化に根ざし、国の菌「国菌」にも指定されるほど身近な存在である麹。
そして、和食や旨みという言葉が世界中に浸透している今、麹が世界の人々のパートナーになる日もそう遠くはないかもしれません。
日本古来より愛され、麹がないと造る事の出来ない酒、日本酒・焼酎。
私たちは、長年この酒造りを生業としてきました。
麹と酵母で醸した焼酎、日本の風土で培われたボタニカル、両者の融合によりTUMUGIは誕生しました。
BARで楽しまれる酒といえばカクテルですが、カクテルベースの酒として有名なのは、Gin、Vodka、Rum、Tequilaといった、いわゆる洋酒になります。
TUMUGIはいずれにも属さない、日本発のオリジナルスピリッツといえます。
麹造り
厳選した二条大麦に麹菌を種付けし、大麦麹をつくります。
この工程の過程には、寝かせや手入れなど多くの工程があり、蔵人の経験と勘がものをいう、職人技の領域。
手間暇をかけた先に、良質な大麦麹が生まれます。
全麹造り
全麹造りとは、仕込みのすべてを、手間をかけて造った大麦麹だけを原料におこなう贅沢な酒造りです。TUMUGIは大麦麹100%の全麹造り原酒を使用しています。
並行複発酵
発酵は、日本の酒造りならではの並行複発酵を用いて行います。
大麦のデンプンを麹が糖分に変え、その糖分を酵母がアルコールと炭酸ガスに変えていきます。さらに麹が大麦中の成分を分解して香りのもととなる成分を生成し、酵母がそれを原料に香りの成分を生成していきます。
並行複発酵は、糖化とアルコール発酵を同時に行う為、蒸留前の段階で20%前後の高いアルコール度数を生成する事ができます。
麹と酵母は、五感を研ぎ澄ませた蔵人に見守られながら、麹由来の豊かでコクのあるリッチな味わいと華やかな香りを醸し出していきます。
単式蒸留
蒸留は、原料の持ち味を活かす昔ながらの単式蒸留器(ポットスチル)を使用。
原料が持つ味わいを最大限に引き出します。
かぐわしい香りを引き出す減圧蒸留法・深い旨みを引き出す常圧蒸留法。
この2つの蒸留法を取り入れ、時間と手間を惜しまない事で、香りと旨みの両立をはかっていきます。
通常の焼酎より贅沢な全麹造りの本格麦焼酎が醸され、この本格麦焼酎こそが、TUMUGIのベース酒となります。
日本発の麹スピリッツとして、厳選した5種類のボタニカルを使用。
大分のかぼすとミント・四国のゆず・瀬戸内のレモン・三ケ日のみかん、これらを使用し和のテイストを表現しました。これらは全て旬の時期に収穫し、それぞれを丁寧に手作業で加工し、フレッシュな状態で浸漬していきます。さらに、それぞれの特徴を最大限に引き出すために、浸漬も蒸留も全てボタニカル毎に行っています。
それぞれの風味を尊重し生かす為に、じっくり丁寧に蒸留することで、香り高い5種類のボタニカル麹スピリッツが誕生します。
麹由来の豊かな味わいと華やかな香りを持つ全麹造りの本格麦焼酎(麹スピリッツ)、素材本来の風味を最大限に丁寧に抽出したボタニカルスピリッツ、これらを絶妙なバランスでブレンドし、TUMUGIが誕生します。