#Barで紡ごう

Bar AVANTI
岡崎ユウ
- Profile
- 銀座のBar「毛利」の毛利隆雄氏に師事。
毛利氏が経営する赤坂のBar「Blossom」にて立ち上げから8年弱、キャリアを積む。
2009年「ハバナクラブカクテルコンテスト日本大会」優勝。
2016年「第43回全国バーテンダー技能競技大会」創作部門1位。
2017年「台湾ガンドゥ・アジア・カクテル・コンペティション」でTUMUGIとライチリキュールを使ったカクテル“Tentation タンタシオン”で優勝。
TUMUGIとの出会い
きっかけは2017年の国際コンペ“台湾ガンドゥ・アジア・カクテル・コンペティション”。
国際大会出場をきっかけに、今まで以上に自国のお酒への関心や重要性を感じ、真剣に世界を意識した作品にしようと思ったタイミングでよぎったのが焼酎に基づく“日本の職人技”、独自の“麹に関する技術”、この2つの要素から生まれたTUMUGIでした。
そして、TUMUGIをベースに世界で勝負するカクテルを着想し、実験を繰り返しました。
テーマはアジアンビューティー、麹の持つ「柔らかさ」と乳酸を思わせる発酵の「親しみやすさ」を纏ったカクテル“Tantation タンタシオン”で大会グランプリをいただきました。
これがTUMUGIとの出会いです。
TUMUGIについて
TUMUGIスタンダードの特徴は柔らかい"麹"=甘み、乳酸のような"親しみやすさ"ですが、その個性に最初は戸惑いを感じつつも使っていくうちに仲良くなっていく、それが魅力。
Buntanはシャープな柑橘の中にも豊潤さがあり、例えば ダイキリなどでツイストに使うことでコクが生まれる作用もあります。
Caskは優しいバニラ香が程よく、ブラウンスピリッツベースのカクテルでツイストに使うとカクテルが軽やかに仕上げられ、フェミニンな雰囲気を演出することができます。
TUMUGIだから表現できるカクテル
ツムギムレット
TUMUGimlet
今回の企画をうけ全体的にクラシックカクテルをツイストすることをコンセプトに考案。ギムレットのジンを"TUMUGI 文旦 x 緑茶インフュージョン"でツイスト。ビギナーや海外へも伝わるよう、味や風味を感じるタイミングを考慮した、バランスと構成にしています。カテキンがビタミンCを維持させ、栄養の吸収を助けるので免疫力アップにも繋がります。
TUMUGI Buntan “Green Tea Leaf Infused” / Wasanbon / Lemon Juice /Hinoki (Japanese Cypress) Bitters “Sansho (Japanese Pepper) Infused” / Sliced Dry Lime
和-レクサンダー
WA-lexander
ブランデーをTUMUGI Cask に置き換え 軽やかな樽香を添えるイメージ、そこにモダンなPop Cornを掛け合わせています。カカオの代わりに抹茶を使うことで "わびさび"が感じられ、視覚的には淡いミントグリーンでフェミニンな装いで仕上げています。生クリームを纏わせた”麹”がさりげなく薫るなか、最後、山葵パウダーでアクセントをつけています。
TUMUGI Cask / Maccha Liqueur / Whipping Cream / Popcorn Syrup / Wasabi Powder
スピナー 〜紡ぎ人〜
Spinner
"梅" と "桜" と "麹" が、ハーモニーのキーです。アビエーションのツイストでジンをTUMUGIで漬けた梅酒にかえて。"梅" "桜" "麹"が織りなすハーモニーが海外のゲストにも、クラシックな中に日本の風味の美しさを感じて頂けるように意識しました。
TUMUGI “Ume Infused” Lemon Juice / Maraschino Liqueur / Sakura Liqueur / Shiso (Perilla) Bitters
TUMUGI 會舘fizz
TUMUGI Kaikan Fizz
大正11年 東京會舘の創業からのシグネチャーである"會舘フィズ" をリスペクトしつつ、TUMUGIでリミックスしました。トロピカルな印象のなか 大葉の瑞々しい清涼感と山椒による和の余韻も加えています。長年国内外の方々に愛されていたカクテルをもとにしていますが、ベーシックな印象の中に"麹"による日本独自の”サワー感” や 懐かしさを感じてもらいたいです。
TUMUGI / Pineapple Juice / Lemon Juice / Milk / Sugar Cane Syrup / Soda / Shiso (Perilla) / Sansho (Japanese Pepper) Powder